- お悩み投稿
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もんもんのママさん・30代前半
- お子さん
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長女1歳7カ月
パパが子育てに協力してくれない
我が家は夫婦共働きで、1歳の娘は保育園に通っています。私は育児も家事も夫婦で協力してやりたいと思っていますが、パパは口ばっかりであまり協力してくれません。例えば「子どもの朝ごはん、それだけだと足りなくない?」と言ってきたり「早く出かけたいから、早く子どもの準備して」と、私のやることにいちいち口を出してきます。自分が早くでかけたいなら、子どもの支度を手伝ったり、朝ごはんを食べさせてくれたりしたらいいのに…。口で文句を言うより、手を貸してよ!と思う毎日です。
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Qパパに育児に積極的になってもらうには、どうしたらいいですか?
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Aパパには具体的な指示を出して、やってくれたら感謝の気持ちを伝えることを習慣づけましょう!
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お出かけ前などの特に急いでいる時は、パパにも自分から動いてもらえたら、とーっても助かりますよね。そんな時は、パパを変えるのではなくて、パパへの頼み方を変えるのが近道です!
ああしてほしい、こうしてほしいは言わなければ伝わりません。
もちろん、伝えなくても理解して行動に起こしてくれたらそれがいちばんいいのかもしれませんが、そもそも、妊娠し身体の中で子どもの命を10ヶ月かけて育て守ってきた母親と、身体に変化のない父親とでは、「親として今、家族のために何をすべきか」という意識に距離ができてしまうのは仕方のないことかもしれません。
なので、そこはこの際、割り切ってしまいましょう!そのぶん、私たちママが上手にパパに頼り、甘え、感謝を伝えれば、きっと円滑にコミュニケーションが取れるようになりますよ。
- パパへの伝え方のコツその①
たとえば、お出かけ前の忙しい時。
「◯◯してくれたら助かる!」と、ママが具体的な指示を出す!
何もしてくれないパパは、何をしていいのかわからないのかもしれません。もしくは、よくわかっていない自分がやるより、慣れているママがやったほうが効率いいだろうと思っている可能性もあります。そんな時はいくらこちらが「いつ自分から動くのかしら……」と、待っていても何も変わりません。
もし、お出かけ前に「早く子どもの準備して」とパパに言われたら、 「今、手が離せないから靴下はかせてくれたら助かるー!」 と、具体的な指示を出してしまいましょう。 そして、やってくれたらすかさずほめる(感謝する)! 「ありがとう!! おかげで準備も早く終わって早く出かけられるね!」 と、伝えましょう。
自分が手伝ったほうがいいことが起こるということをパパ自身に実感してもらえれば、パパも自分から動くことの重要性・大切さに気づくはずです。
- パパへの伝え方のコツその②
目的を「パパに手伝ってもらうこと」ではなく、「早く準備を終えて家族で楽しく出かけること」に焦点を当てて、そうするためにはどうしたらいいのかをパパにも考えてもらうのもいいと思います。
忙しいときではなく、夫婦でゆっくり話し合える時間帯を選んでパパに伝える!
ここで気をつけたいのは、実際に出かける間際はバタバタと忙しいのでお互い余裕もなく、強い物言いになってしまいがちなこと。なので、おやつや晩酌の時のような何もしていないのんびりした気持ちの時に、「実はね、パパに相談したいことがあって」と、パパにして欲しいことを伝えたり、一緒にどうすれば早く準備が進むのかの会議をすることをオススメします。
伝えて、認めて、感謝をする。 そんなサイクルがお互いに回ると、言いたいことを溜めずにいろんなことを話し合える関係になると思います。こちらから働きかけることは、悔しいことでも損なことでも、負けでも何でもありません。相手が動くのを待つのではなく、ぜひこちらから動いちゃいましょう!きっと、ママと家族の笑顔が増える未来になるはずですよ。 - パパへの伝え方のコツその①
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LICO(リコ)作家/子育てアドバイザー
- 「子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法」のタイトルで40,000 人以上の読者を持つ、京都在住アメーバオフィシャルママブロガー。 「子育てを大変だと感じる本当の理由」「夜泣きするきみへ」「ママの毎日」などの記事が爆発的な人気となり、シェアがネット上で120 万を超えるなど、その等身大の育児観は圧倒的な共感を呼ぶことに。 4人の子どもを育てながら、講演活動、育児雑誌や育児サイトなどへの記事連載など幅広く活動している。