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赤ちゃんの哺乳瓶の消毒はいつまで?必要な理由や消毒の種類について解説

生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫力や抵抗力が弱いため、哺乳瓶の消毒が必要です。とはいえ、使うたびに洗浄・消毒をしなければならず、手間に感じるママやパパは多いのではないでしょうか。この記事では、哺乳瓶はいつまで消毒したほうがいいか、消毒する必要性、消毒の種類などをご紹介します。

2023.06.27
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哺乳瓶の消毒はいつまで必要?

哺乳瓶の消毒が必要な期間は、明確な基準がありません。ですが、哺乳瓶は赤ちゃんが生後6か月頃になるまで消毒を続けたほうがよいとされています。

生後6か月頃は、赤ちゃんに免疫力や抵抗力などがついてくる時期です。食器用洗剤で哺乳瓶をきれいに洗い、清潔が保てる状態であれば、消毒をやめてもいいでしょう。離乳食が始まり、指やおもちゃなどさまざまなものを口に入れる頃でもあるので、哺乳瓶だけを消毒する意味合いが薄くなるというのも理由のひとつです。

キッチンで哺乳瓶を洗うママのイラスト画像
生後6か月以降も時期によっては消毒を

消毒をやめた後も、赤ちゃんが体調をくずして抵抗力が落ちている時や、梅雨時や蒸し暑い夏場など、カビや雑菌が繁殖しやすい時期は注意が必要です。哺乳瓶はもちろん、離乳食で使う食器なども念のため消毒をした方が安心です。

雑菌が付着した哺乳瓶から清潔な哺乳瓶になるイラスト画像

哺乳瓶はなぜ消毒するの?

生後間もない赤ちゃんは、免疫力が低く、細菌に感染しやすい状態です。哺乳瓶は、赤ちゃんの唾液やミルクの栄養分、手についた菌などの雑菌が繁殖しやすく、赤ちゃんの口に入ってしまう可能性があるため、哺乳瓶は使用後に必ず洗浄し、消毒をするようにしましょう。

哺乳瓶を持って赤ちゃんを抱っこするママのイラスト画像

哺乳瓶の洗い方と消毒の種類

赤ちゃんの唾液や栄養価の高いミルクは雑菌が繁殖しやすいため、使用済みの哺乳瓶を放置しておくと、どんどん菌が増えてしまいます。最初に哺乳瓶の汚れを落とし、哺乳瓶がきれいになったら消毒を行いましょう。

哺乳瓶を洗う

哺乳瓶を各パーツに分解し、食器用洗剤とボトル用のブラシなどでしっかり汚れを落とします。ニプルの洗いにくい部分も、専用の細いスポンジなどを使ってきれいに洗い、流水ですすぎましょう。

哺乳瓶を洗うパパのイラスト画像
哺乳びん洗い800ml 哺乳びん洗浄剤
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コンビ テテオ teteo 哺乳びん&乳首洗浄ブラシセット
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消毒その1 薬液でつけ置き消毒

薬液につけ置きして哺乳瓶を消毒する方法です。
消毒用の薬剤を溶かした水に哺乳瓶やパーツを入れ、1時間以上つけ置きするのが一般的です。

必要なもの
・大きめのボウルや専用のケース
・市販の薬剤(液状タイプやタブレットタイプなど)

購入できる場所
・育児用品店
・ドラッグストア
・ネットショップ
など

薬液消毒液に哺乳瓶を入れて消毒中のイラスト画像
ミルトン)ママセット(容器+CP36錠)
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消毒その2 電子レンジで加熱消毒

電子レンジの熱で水を蒸発させ、水蒸気で哺乳瓶を消毒する方法です。
専用ケースに水と哺乳瓶やパーツを入れ、電子レンジで5分程度加熱します。多くの場合、そのままケースに哺乳瓶を入れて保管することができます。

必要なもの
・電子レンジ
・専用ケース
・電子レンジ対応の哺乳瓶

購入できる場所
・育児用品店
・ネットショップ
など

専用ケースに哺乳瓶を入れて電子レンジで消毒しているイラスト画像
コンビ電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα
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消毒その3 煮沸消毒

お湯で哺乳瓶を煮沸消毒する方法です。
煮沸消毒の時間は、沸騰してから約5分間。煮沸後は清潔なふきんやキッチンペーパーの上で自然乾燥させます。

必要なもの
・大きめの鍋
・トング等(熱湯から哺乳瓶を取り出す際に使用)
・耐熱性のある哺乳瓶

購入できる場所
・家にあるものでOK

哺乳瓶を鍋で煮沸消毒しているイラスト画像
ピジョン 哺乳びん 消毒はさみ トング
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チュチュベビー 哺乳びん 耐熱ガラス製 160ml
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哺乳瓶の消毒にかかる時間とメリット・デメリット

薬液消毒電子レンジ消毒煮沸消毒
薬液消毒液に哺乳瓶を入れて消毒中のイラスト画像専用ケースに哺乳瓶を入れて電子レンジで消毒しているイラスト画像哺乳瓶を鍋で煮沸消毒しているイラスト画像
所要時間 1時間以上つけ置く5分程度加熱沸騰後5分程度煮沸
メリット
  • つけ置き中は放置できる
  • 同じ薬液が24時間何度でも使える
  • 電子レンジで加熱するだけ
  • 専用ケースがあれば追加購入なし
  • 熱湯で加熱するだけ
  • 専用の道具が不要で経済的
デメリット
  • 消毒の時間がかかる
  • 薬剤の購入が必要
  • 消毒液のにおいが気になる場合も
  • 電子レンジに入るサイズの専用ケースが必要
  • やけどに注意
  • 乳首(ニプル)が熱で劣化しやすい
  • 煮沸中は鍋から目が離せない
  • やけどに注意
  • 乳首(ニプル)が熱で劣化しやすい

※消毒にかかる時間は、薬剤や電子レンジ専用ケースのメーカーによって異なる場合があります。説明書をよく読み、指示に従いましょう。


旅行先での哺乳瓶消毒はどうする?

哺乳瓶消毒で使うボウルやケースは、持ち運びに向かないものがほとんどです。旅行などの場合は、大きめのジッパー付き保存袋に薬剤と水を入れ、哺乳瓶を入れて消毒する方法が便利です。災害時にも役立ちます。
消毒の前に哺乳瓶を洗う必要があるので、洗剤やスポンジも忘れずに持って行きましょう。

外出先でジッパー付き保存袋を使って哺乳瓶の薬液消毒をするイラスト画像


※記載内容については、作成時の情報に基づく一般的な見解として作成しています。全ての情報の正確性・適法性を保証するものではありませんのでご了承ください。
月齢の低い赤ちゃんは免疫力も低いため、哺乳瓶やニプルの消毒はとても重要です。でも、毎回消毒をするのは手間がかかるものなので、免疫力がつく生後6か月以降は、消毒をがんばらなくても大丈夫。ただし、赤ちゃんの体調がすぐれない時や蒸し暑い時期などは、消毒すると安心です。きちんと汚れが落ちていて清潔が保たれた哺乳瓶で、授乳ライフを楽しんでくださいね。
(こそだてDAYS編集部)
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