- 対象期間
- 生後4か月頃から(個人差あり)
マンガ「寝返り」
赤ちゃんが寝返りをするのはいつ?
赤ちゃんが寝返りをし始める時期は、一般的には生後4〜6か月頃といわれています。標準的な成長過程では、首すわりのあとに寝返りをする赤ちゃんが多いようです。ただし、寝返りをする時期も発達の順番も個人差がありますので、できないからといって心配しすぎる必要はありません。
寝返りと体の発達
赤ちゃんの体は、頭から足に向かって発達していきます。そのため、頭に近い方から順に、上手に動かせるようになっていきます。寝返りは、赤ちゃんの背中と腰が発達してできるようになります。
寝返りの兆候
寝返りは、赤ちゃんがおもちゃなどに興味を持ち、手を動かしたら体がねじれることが分かったり、振り下ろした足の勢いで体が動いたりすることがきっかけで挑戦し始めるようです。体を横にねじるような仕草をしたり、横向きになったりすれば、寝返りの兆候です。
寝返りが早すぎるとよくない?
赤ちゃんの寝返りが早すぎると、筋肉や骨格の発達に何か影響があるのではと心配する方もいるようです。しかし、早くできるようになるのも個人差のうち。心配する必要はありません。ただし、赤ちゃんの行動範囲が広がるため、周囲の環境をなるべく早く整えておく必要はあります。
寝返りのサポートや練習は必要?
寝返りの練習は、無理にさせる必要はありません。赤ちゃん自身が寝返りしたそうなそぶりを見せたら、サポートしてあげる程度で大丈夫。寝返りの時期は個人差がありますので、ゆったりと赤ちゃんのペースを見守ってあげましょう。
赤ちゃんの寝返りをサポート
もし寝返りのサポートや練習をしたい場合は、こんな方法があります。
好奇心を味方につけて
赤ちゃんがよく横向きになる方向にお気に入りのおもちゃを置き、体をねじって自分で取ろうとする様子を応援してあげましょう。おもちゃは、赤ちゃんの手が届くか届かないかくらいの場所に置くのがポイントです。
また、寝返りをしようとする方向から呼びかけるなど、寝返りができるまでの過程をパパやママも一緒に楽しむことで、赤ちゃんの寝返りをしたいという意欲を促します。
力を入れる部分をサポート
赤ちゃんが上半身をねじって横向きになったとき、足もついていくようにお尻をそっと支えたり、うつ伏せになりやすいよう少し肩を押してあげたりすると、コツをつかみやすいかもしれません。ただし、あくまでも赤ちゃんが自分で寝返りをすることが大切。念入りなお手伝いではなく、ちょっとしたサポートにとどめておきましょう。
寝返り成功後のサポート
寝返りが成功したばかりの時は、下になった腕が抜けずにもがいたり、寝返りからあおむけに戻れず泣いてしまったりすることもあります。また、首を持ち上げ続けることに疲れて、顔を突っ伏してしまうことも。
なるべく赤ちゃんから目を離さず、苦しそうにしていたら元に戻してあげるなどのサポートをしてあげるといいでしょう。
「寝返り返り」はいつできる?
赤ちゃんが寝返りを繰り返すうちに、うつ伏せの状態からあおむけに戻る「寝返り返り」ができるようになります。寝返りを巻き戻すかのようにあおむけに戻る子や、寝返りと同じ方向に転がってあおむけになる子も。寝返り返りは、寝返りを覚えた1〜2か月後にできる赤ちゃんが多いようですが、個人差があるので、できなくても心配することはありません。
寝返りの注意点や安全対策は?
今まで天井ばかり見ていた赤ちゃんにとって、寝返りすると見える範囲が広がり、身近な物への興味や関心が強くなります。そして、次の成長過程であるずりばいやハイハイへの欲求が出てくると同時に、思わぬ事故が起きてしまう危険も。事前に対策をしておきましょう
こんな事故に気を付けて!
ぬいぐるみやクッションの位置に注意
赤ちゃんが寝ていると思って目を離していたら、いつの間にか寝返りをしていることもあります。寝返りをした位置にぬいぐるみやクッションがあると、顔をうずめてしまい窒息してしまう危険性が……。ねんねでは手が届かないところでも、赤ちゃんの近くには柔らかいぬいぐるみやクッションを置かないようにしましょう。
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赤ちゃんを寝かせる場所に注意
柵のないベッドやマットレス、ソファなど、寝返りによって落下する危険がある場所には寝かせないようにしましょう。また、寝かせたとしても目を離さないようにしましょう。寝返りや寝返り返りをするようになると、赤ちゃんの移動範囲は大人が思ってる以上に広がります。危険な事故につながりやすくなるので、注意しましょう。
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誤飲に注意
あおむけでねんねしていた頃は手が届かなかった場所も、寝返りをすると届いてしまうことがあります。寝返りがはじまったら、赤ちゃんの口に入る大きさのものは誤飲の危険があるため、絶対に置かないようにしましょう。
赤ちゃんが寝返りをしないけど大丈夫?
赤ちゃんの寝返りが一般的な時期より遅いと、成長に問題があるのではと心配になりますよね。けれど、運動能力は個人差が大きいので、あまり焦らずに見守っていきましょう。
周囲の環境をチェック
赤ちゃんを寝かせている布団が柔らかすぎたり、厚着をさせたりしていると、寝返りがしにくいかもしれません。また、ベビーベッドが狭かったり、窮屈なベビー服を着せていたりすることも、寝返りの妨げになっている場合も。寝返りがしやすい環境を整えるのも、赤ちゃんにとってはサポートになるでしょう。
成長過程は人それぞれ
赤ちゃんの発達過程には、さまざまなパターンがあります。寝返りが早い子もいれば、生後7か月以降に寝返りに成功する子もいます。中には、寝返りをせずにひとり座りやつたい歩きをするようになったという子も。一般的な発達の順番と異なっても、乳幼児健診で指摘がなければ問題はありません。 目安としては、生後8か月頃を過ぎても寝返りの兆しがなかったり、その他にも心配な点があったりする場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。
まとめ
赤ちゃんが寝返りのそぶりを見せはじめると、そろそろかなと楽しみになりますよね。横から呼びかけてみたり、おもちゃで興味をひいたりして、赤ちゃんのがんばりを応援しましょう。また、寝返りが一般的な時期よりも遅いと心配になりますが、個人差があるので心配しすぎる必要はありません。寝返り後も安全に過ごせるように環境を整えながら、寝返りができるまでの時間も一緒に楽しみましょう
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良かったねー‼︎
大変〜
これで安全に支障がでたら、どうするつもりなんだろうね国は、従来の10歳まででいいよ