ご存知ですか?2025年の節分は2月2日です
2025年の節分は2月2日です。日本の伝統的な行事のひとつである「節分」は、毎年2月3日と思われがちですが、実は2月2日になったり2月4日になったりします。豆まきや恵方巻き、イワシを飾る(食べる)などの行事が代表的な節分について、その意味や由来、注意点についてお伝えします。ぜひ参考にしてくださいね。
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2025年の節分の日は?
2025年の節分は、2月2日であることをご存知ですか?
節分とは本来、立春・立夏・立秋・立冬の前日、つまり季節の分かれ目を指します。現在は立春の前日のみを“節分”と呼び、豆まきや恵方巻き、イワシを飾る(食べる)行事が代表的です。節分は毎年2月3日と思われがちですが、立春は太陽の動きがもととなることから、日にちが変わる可能性があります。2025年の立春は2月3日なので、その影響を受けて節分が2月2日になります。
豆まきの由来
豆まきは、災いを象徴する鬼を雨(豆)で追い払う行事であると考えられています。一般的には「鬼は外、福は内」という掛け声と共に豆をまくことで、家の中に悪いものが入らないようにし、年齢の数だけ豆を食べることで、健康を祈るという意味もあります。豆まきでは炒った大豆を用いることが一般的で、「福豆」と呼ばれます。また、大豆ではなく落花生を殻付きのまままく地域もあります。
小さな子どもにはかたい豆類を与えないで
かたい豆類は、誤嚥のリスクがある5歳頃までは食べさせないようにしましょう。節分には、ボーロなどのお菓子を豆に見立てて代用するのがおすすめです。大豆は柔らかく調理して、食事に取り入れてもいいですね。
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「鬼のおめん」と「節分ます」で豆まきを楽しもう
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2025年の恵方巻き、方角は?
2025年の恵方は“西南西” です。「恵方」とは、幸せを司る歳徳神(としとくじん)がいる、その年一番良いとされる方角です。恵方巻きはその年の恵方を向いて、縁起がよい食材を用いた太巻を、切らずに丸かぶり(丸かじり)する食べ方が一般的です。
恵方巻きの由来
恵方巻きを食べる習慣は諸説ありますが、もとは関西地方を中心に行われていた風習と言われています。一本丸ごと食べることには「運(縁)を切らない」という意味があり、無言で食べ切ると願い事が叶うと言われています。
小さな子どもの場合「丸かぶり」にリスクも
恵方巻きを1度にたくさん詰め込み、よくかまずに飲み込むと窒息の危険があります。海苔も、だ液を吸ってしまい飲み込みづらくなることがあります。子どもに与える場合は食べやすい大きさに切って、よく噛んで、ゆっくり味わいながら食べるように声かけを。また、食べている間は必ず大人が見守るようにしましょう。
イワシの頭はどこに飾る?食べ方は?
焼くとにおいが強くなるイワシは、その頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺し、玄関先へ飾ると鬼(災い)が家に入ってこなくなると信じられていました。現代では節分に頭を飾るご家庭はほとんど見られませんが、邪気払いや無病息災を願ってイワシを食べる風習があります。節分には食べやすく調理したイワシ料理を楽しむのもいいですね。