赤ちゃんとの避難で持ち運べる荷物の重さは?避難のタイミングも解説します
災害時に持ち運べる荷物の重さには限りがあります。抱っこが必要な赤ちゃんや子どもと一緒に避難する場合、ママが持てる荷物の重さはどれくらいでしょうか?この記事では持ち運べる重さの目安や、避難するタイミングについて解説します。防災に関する知識として、ぜひ参考にしてくださいね。
《毎年8月30日~9月5日は、防災週間です》
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持ち運べるのは10㎏以下が目安
女性が1人で持ち運べる重量は10㎏以下といわれています。
災害時は、歩ける子どもでも可能なら抱っこでの避難が推奨されています。外の状況が分からないため、非常時はベビーカーではなく抱っこ紐での避難をしましょう。
女性は自分の荷物に加え、子どもの体重と子どもの荷物分の重量も含めて10㎏以下です。自分の荷物は出来るだけコンパクトにしたいですね。避難グッズは両手が使えるリュックがおすすめです。※注意※荷物があまりに重くなると避難時にバランスを崩して転倒するリスクがあります。
乳幼児のいる家庭は「警戒レベル3」で避難!
台風や水害などの予想ができる災害時は、自治体から避難情報が発信されます。
小さな子どものいる家庭が避難を始めるべきタイミングはレベル3「高齢者等避難」です。気象庁の発表する大雨や洪水の注意報で情報収集しながら、避難準備をしておきましょう。
抱っこの非難は靴を忘れずに!
災害時、抱っこ紐で避難する時でも、子どもに靴を履かせるようにしましょう。避難先でしばらく過ごす場合に、靴が必要になります。
避難時は子どもは抱っこが原則ですが、ベビーカーはキャリー代わりに使えます。
非常時、ベビーカーが使えそうなら、ベビーカーに荷物を乗せて行けるところまで行き、これ以上進めない所で置いて避難をするという方法も。状況に応じて、できるだけ早く安全に避難できる方法を選択してくださいね。
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